ネット銀行と地方銀行。住宅ローンはどちらがおすすめ？

コラム 2025.03.18

こんにちは、ニコニコ住宅です。
住宅ローンを借りる金融機関を選ぶ際、ネット銀行と地方銀行のどちらが良いか悩む方も多いでしょう。
住宅ローンは借りやすさはもちろん、金利や相談のしやすさも重要なポイントとなります。
そこで今回は、ネット銀行と地方銀行のメリット・デメリットをご紹介します。

ネット銀行のメリット・デメリット

ネット銀行のメリットは、金利の低さにあります。一般的に、ネット銀行の住宅ローンは、地方銀行と比べて変動金利を主としており金利が低めに設定される傾向です。
また、手続きが申し込みから契約までオンラインで完結するため、オンライン上のやりとりにストレスを感じない方にとっては便利でしょう。

デメリットは、審査が通りにくい点です。
住宅ローンなどの融資では、万が一借り手が返済できなくなった場合に資金回収ができるように、不動産などの担保を取るのが一般的です。
そして、担保物件が融資額に見合う価値があるかどうかを評価することを「担保評価」といいます。

山陰エリアは、「土地の担保評価」という視点で見たときに、都市部と比べると土地評価の低さがネックとなり、希望の借入額が通らないケースが多いのが実情です。
もちろん、エリアによっては通る可能性もあるため、初めの見極めがとても大切になります。

また、住宅ローンが実行される前に土地購入などに必要な資金を一時的に建て替えるための「つなぎ融資」がないというケースも多く、注意が必要。
また、対面での相談ができないことも不便に感じる人が多い印象です。

地方銀行のメリットは、審査に柔軟性があることです。
勤続年数が短い場合や収入が不安定な場合も、金融機関次第で融資を受けられることがあります。対面で相談できるのも、手続きの不安を解消しやすくおすすめです。

デメリットは、店舗で手続きが必要で時間を確保したりする必要がある点です。
また、ネット銀行に比べて同じ変動金利を比べた時でも金利が高い傾向にあるという点も注意しましょう。