本格的な秋の前に、水回りをスッキリお掃除!
コラム
こんにちは、ニコニコ住宅です。
家を長持ちさせるためには、カビや汚れを寄せ付けないこと、残さないことが大切です。
本日は、夏の湿気に影響を受けやすい水回り、特にキッチンのお掃除方法をご紹介します!
夏のキッチンに発生しやすい、カビの撃退法
湿度の高い地域では、夏のキッチンやバスルームのカビ対策が不可欠です。
発生しやすいのは水が常にあるところ。排水口周辺はもちろんのこと、洗剤のボトルなど置きっぱなしになっているものの底のあたりや、ボトルの凹凸部分にも気をつけたいですね。
カビは繁殖するため、放っておくと周辺へと広がります。
キッチン収納の足元や、システムキッチンの裏側、シンク下の収納なども要注意です。
最も効果的な対策は、湿気を防ぐこと。
秋口になれば湿度が下がりますから、カビ対策には絶好のチャンスです。
残暑が長引きそうな時は、エアコンの除湿機能や換気扇を活用して、キッチン周辺の湿度を下げましょう^^
カビの根絶に効果が高い塩素系漂白剤は、広く張った根にも効果的♪
食材の近くやプラスチックなど、塩素系漂白剤を使えない場所には、アルコール除菌がおススメです。
どうしても心配な時は、熱湯を使って退治しましょう。
カビ撃退に有効な温度は60℃以上。カビに5秒以上かけ続けた後、ブラシでこすって、もう一度60℃以上の熱湯を5秒以上かけて落とします。
小さなお子さまやペットがいて洗剤を使いたくない時には、熱湯を使う方法が良いかもしれませんね。
ただ、火傷には十分にご注意ください!
掃除終了後に予防のひと手間をかけて、冬のカビも回避!
カビの厄介なところは、根を張りながら、胞子を飛ばすことです。
どんなにきれいに掃除をしても、すぐにまた生えてくるのは空気中の胞子が原因かもしれません。
住宅の中に存在していると言われるカビは複数の種類があり、全てを完全に取り除くことはできません。
掃除終了後に、カビ防止スプレーを使うなどして、予防策を講じましょう。
使わなくなるエアコンのフィルターを掃除して、隠れているカビの胞子を洗い流しておくのも効果的です^^
劣化したパッキンはカビが生えやすいポイントでもありますから、防カビ効果を持つマスキングテープを貼ってしまうのも良い方法です。
シンクと天板の境目や小さな段差にゴミが溜まってカビが生える……という時は、防カビマステが手っ取り早いかもしれませんね。
汚れたら剥いで張り替えるだけですから、後々の掃除もラクになりますよ♪
カビは木材を侵食して弱らせます。
吸湿機能を持つ木材は、湿度が高ければ高いほど湿気を吸い込んでしまうため、本来は一年を通して湿度コントロールが必要なのです。
大切な家を長持ちさせるため、そして長く健やかに住み続けるためにも、カビ対策の習慣をつけておきたいですね^^