仏間や和室は必要?将来予測しながら考えよう
コラム
こんにちは、ニコニコ住宅です。
和室の存在は、時代の変化に大きく左右されるようになりました。
和室を作るかどうか迷っている方へ、間取りが無駄にならない考え方をご紹介します♪
「和室が必要」な理由は?使う予定はいつ?
和室のないマンションや賃貸住宅が増えて以降、注文住宅でも和室を作らないご家庭が増えました。
もちろん、「やっぱり和室があったほうが良い」という意見もたくさんあります。
本当に和室が好きで作るのであれば、家を建てた後の満足感は高くなるでしょう。
ですが時々、和室の必要性に迷う方もいらっしゃるため、ニコニコ住宅では、「なぜ和室が必要なのか」を、明確にしてみることをおススメしています。
当社でもご相談いただくのは、将来的にご実家の仏壇を継承されるケースです。こちらは仏間としての和室のご要望ですね。
その他には、「将来、妻か夫の親との同居を考えているから」、その日に備えて和室を作っておこうか、というケース。
ご高齢の方は、やはり畳の間が落ち着くと言われることも多く、6畳などしっかり広さのある和室を検討しておられます。
どちらのケースも、「今」のお話ではないことに気づかれましたか?
もしもご自身やお子さまのニーズに和室がない場合、「誰のため、何のために必要か」、そして「いつ必要になるのか」を具体的に考えてみることが大切です。
必要な時期が先なら、リフォームで対応を
冬にこたつを使うご家庭なら、最初から和室を作っても良いでしょう。
アイロンがけなどの家事を座ってしたい人にも、和室は根強い人気があります。
和室を作って後悔しないのは、このような「今すぐ使う目的がしっかりしている」場合です。
もしも、ご夫妻には和室に対するこだわりがなくて、必要になる時期が何年後かもはっきりしていない場合は、まずはご家族のための間取りプランを優先されても良いのではないでしょうか。
最初はフローリングの部屋を作っておいて、しばらくはそのまま過ごし、仏間や和室が必要になった時点で畳の間に変更するという方法もあります。
仏壇を置く場所が必要な際には、押し入れをリフォームしても良いでしょう。
いずれ畳を敷くことを前提にしたフローリングの部屋を設けておくというプランも、検討の余地があるかもしれません。
せっかく和室を用意したのに、親御さまが同居を遠慮したり、終活で仏壇をお片付けするというケースも少なからずあるようです。
基本的には、必要なものは必要になった時に考えるほうが、最善の答えを出せるものではないでしょうか。
和室をどうするか迷ったら、スタッフにご相談ください。
納得できる答え探しを、しっかりとサポートいたします。