南向きじゃなくてもいい?土地の方角と暮らしやすさの話
コラム
こんにちは、ニコニコ住宅です。
土地探しを始めたばかりの方にとって、「南向きの土地=良い土地」というイメージを持っている方は少なくありません。
ニコニコ住宅のお客さまも、多くは「南向きの土地を」と土地探しをスタートします。でも、最終的に南向きを選ぶ方は2〜3割ほど。
南向きだけにこだわらず、東西南北それぞれの特徴を知っておくと、ぐっと選択肢が広がります。
暮らしやすさや間取りの工夫も踏まえて、方角ごとの特徴を整理してみましょう。
それぞれの方角の特徴と工夫
土地は方角ごとにメリット・デメリットがあるもの。
でもデメリットは、家の性能や間取りの工夫でカバーできることもあります。
南向き
日当たりが良いことから、人気の方角です。
ただし反面、道路側からの視線が気になることも。カーテンを日中ずっと閉めている方もおられます。
また、洗濯物を外に干す場合、干すスペースの確保に悩むこともあるため注意が必要です。
東向き
朝日が入り、南向きの次に人気です。
午後からは日当たりが悪いのではという心配もありますが、リビングの配置を工夫すれば、日中は南の光も取り込めるバランスの良い方角となります。
西向き
夏の西陽が気になるという声もあり、人気は少ない西向きの土地。
しかし近年の住宅性能の向上により、昔ほどの暑さは感じにくくなっています。断熱や窓の工夫で対策は可能です。
北向き
「暗い」「寒い」といったイメージがありますが、間取りや断熱性能の工夫で十分カバーできます。
たとえば、ランドリールームを設ければ外干しにこだわる必要はありません。
また内装を白で統一したり、勾配天井を採用したりすることで、明るく開放的な空間づくりも可能です。
方角にこだわりすぎないことも大切
正直なところ、山陰エリアではわずかに南向きの土地が高くはありますが、北向きの土地に大きな価格差はありません。
であれば「南向きの土地を」と考える方が多いのは当たり前のことです、
しかし、方角にこだわりを持って土地を探すと、他の良い条件の土地を見落としてしまうことも。
たとえば広さや価格、周辺環境など、日当たり以外にも大切な要素はたくさんあります。
土地の向きは家づくりにおいて大切な要素のひとつですが、それだけにこだわりすぎると、全体のバランスを見失ってしまうこともあるでしょう。
ニコニコ住宅では、お客さまのご希望を伺いながら、日当たりや間取り、性能面の工夫も含めてトータルでご提案しています。北向きのモデルハウスを見学できるタイミングも多いので、一度体感してみるのもおすすめです。
南向きでなくても、暮らしやすく心地よい家を叶えることは可能です。
島根・鳥取で家づくりを検討されている方は、ぜひニコニコ住宅へご相談ください。