地震・水害など災害に強い家づくり。防災のために導入したい設備って?
コラム
こんにちは、ニコニコ住宅です。
東日本大震災があった3月11日は「防災意識を育てる日」です。今年1月には、能登半島地震があったばかり。倒壊した家屋の様子や体育館などで避難される方々の様子を見て、胸を痛めると同時に、自分たちの暮らしの「防災」を意識された方も多かったのではないでしょうか。
そこで今回は、万が一に備える「防災に強い家」についてご紹介します。
毎日の暮らしで便利な設備が、「在宅避難」の際に活躍!
災害が発生した時、自宅に倒壊や浸水、流出などの危険性がない場合は、避難所ではなく、ご自宅で生活を送る「在宅避難」を選ぶことができます。ただでさえ不安な災害時、不特定多数の方が集まる避難所ではストレスを抱え、体調を崩してしまうことも。住み慣れた家で過ごせることは、それだけで大きな安心感があります。
そこで充実させたいのが、在宅非難の際に役立つ設備。毎日の暮らしを快適にする設備が、万が一の時に大活躍します。
太陽光発電
今や私たちの暮らしに欠かせない電気。停電になってしまうと、冷暖房設備が使えなくなり体調を崩す原因になったり、携帯電話の充電ができなくなって家族や友人と安否確認の連絡が取れなくなったりする可能性があります。
そこで検討したいのが太陽光発電の設置です。快晴の日だけではなく、曇りの日もある程度発電でき、蓄電池を設置すれば夜間も最低限の電力が確保できます。もちろん、普段の生活においても電気代の節約につながるため、経済的効果が高い設備です。
パントリー
食品や日用品などが収納できるパントリーは、近年人気の設備ですが、防災面から見てもおすすめです。災害に備えてまず用意しておきたいのが、水や保存食といった備蓄品。パントリーがあれば収納場所に困ることがなく、また日頃よく使う場所なので保存食の消費期限のチェックもしやすくなります。
エコキュート
光熱費の節約につながることで人気の「エコキュート」。電気給湯器のため、停電時にお湯を沸かすことはできません。しかし機種によっては、エコキュートのタンクに貯まったお湯が災害時の生活用水として利用できるのです。仮に370Lのタンクを備えたものであれば、4人家族でおよそ3日分の生活用水がまかなえるといわれています。
IHクッキングヒーター
ライフラインが災害によって停止してしまった場合、多くは電気、水道、ガスの順で復旧されます。最初に復旧されるのが電気であることから、防災の面から見ればIHクッキングヒーターがおすすめです。また太陽光発電を併設すれば、たとえ停電しても電気を確保することができます。
住まいを自身から守る「制震装置」も重要
ニコニコ住宅では、地震に備え「制震ダンパー」を標準仕様としています。制震ダンパーとは、制震装置の一種で、建物の揺れを吸収することで、家具が倒れたり上階の人の避難が妨げられたりするリスクが減らすことができます。
ニコニコ住宅では、万が一の時にも家族が安心して暮らせる住まいづくりを行っています。防災に備えて家づくりを行いたい方はお気軽にご相談ください。